主要な研究プロジェクト一覧
本学の研究プロジェクトは、文部科学省などの公的機関が高等教育の活性化や国際競争力のある大学づくりのために行う支援事業に複数採択されています。国から選ばれた最先端の研究の成果が、世界の工学の進歩をリードし、ひいては社会生活の向上?発展につながっています。
文部科学省 「マテリアル先端リサーチインフラ事業」
全国的な「ナノテクノロジーのプラットフォーム(研究基盤)」を構築することにより、産学官の多様な利用者による共同利用を促進し、個々の利用者に対して問題解決への最短アプローチを提供するとともに、産学官連携や異分野融合を推進してきました。わが国のマテリアル革新力の一層の強化を目指して、2021年度から10年間の文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)事業がスタートしました。 最先端装置の共用、専門技術者による技術支援に加え、装置利用に伴い創出されるマテリアルデータを収集します。ここで言うマテリアルデータは、材料特性だけでなく、加工特性のデータを含みます。国としては、データを第3者が利活用しやすいよう構造化して整備し(2023年度からの全国提供開始を予定)、データ駆動型の研究開発を加速します。 事業に採択された25機関は、中国足球彩票技術領域7つに分かれ、各領域でハブ-アンド-スポーク体制を取ります。 7つの技術領域を束ねるセンターハブは物質?材料研究機構(NIMS)です。
本学は高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル領域(ハブ機関:東北大学)に、スポーク機関として筑波大学、香川大学と共に採択されました。皆様の研究開発のパートナーとして貢献してまいります。
2021年度選定 代表:佐々木実 教授
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
戦略的創造研究推進事業(CREST)
異常電子熱電伝導度と異常格子熱電伝導度の制御
(左図)世界最高性能を達成した熱ダイオードを構成する材料の熱伝導度と(右図)熱流測定装置の外観
2018~2023年度 研究代表者:竹内恒博 教授
本研究では、非調和振動などに起因する異常格子熱伝導度や、微細電子構造などに起因する異常電子熱伝導度の制御指針を確立し、熱スイッチ素子に代表される革新的な熱利用デバイスの開発を目指しています。
超短赤外パルス光源を用いた顕微イメージング装置の開発と生命科学への応用
フェムト秒赤外線パルスレーザー増幅器
2017~2022年度 研究代表者:藤貴夫 教授
数フェムト秒(10-15秒)という極限的に短い幅の赤外線パルスを使ったイメージング装置の開発を進めます。特に、生体分子や生細胞、生きた動物について、非破壊でリアルタイムに計測する手法を確立することを目指します。※藤貴夫 教授は2019年4月本学に着任
国立研究開発法人 新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO)
「太陽光発電主力電源化推進技術開発」
太陽光発電の新市場創造技術開発 移動体用太陽電池の研究開発
高効率シリコンヘテロ接合セル標準試作プロセスと試作ラインを活用
2020年度開始 研究開発責任者:大下祥雄 教授
変換効率35%以上の多接合曲面モジュールを開発し、広く一般の電動自動車に搭載されるための技術開発として、超高効率、低コストを実現できる結晶シリコンとⅢ-Ⅴ族化合物半導体太陽電池モジュールの研究開発を目指しています。
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豊田工業大学 研究支援部研究協力グループ
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