豊田工大Release
【サークル活動】先輩の思いを引き継いで~「SPARTAN RACE サークルAres」が今年も新潟レースに挑みました~
2024.12.23
9月に「GALA湯沢」にて開催された「SPARTAN RACE in 新潟」に今年も参加しました
本学にはちょっとめずらしい、ユニークなサークルがあります
2019年に5人の学生が立ち上げた「SPARTAN RACE サークルAres」。
世界40カ国で年間170レース以上が開催されている世界最高峰最大級の障害物レース「SPARTAN RACE」へのチャレンジを目標としているサークルです。日本では2017年に初開催され、Aresは2019年からレースに参加しています。
急斜面のスキー場で行われる新潟レースは特にハードです
2年連続「BIGGEST TEAM 2位」!
毎年9月に新潟県で開催される国内最大の大会に、今回は在学生、教員、OB?OG合わせて40名ほどが各部門にエントリー。
SPRINT OPEN部門では、2023年度に続き参加者数が多いチームとして、「BIGGEST TEAM 2位」を受賞しました。本部門は、タイムを争うのではなく、メンバーで助け合いながらゴールを目指す「チームワーク」が必要で、仲間と励まし合いながら5kmにおよぶコース内に設置された20の障害物を乗り越えます。
チームワークが大切。みんなで力を合わせて障害物を乗り越えます
サークル代表を務めた、学部4年の桒原 耕さん(流体工学研究室)にお話を伺いました
先輩方とトレーニングに勤しんだ、学内のジムでAresの活動を振り返ってもらいました
2021年の入学当初、4年生だった先輩の影響でサークル活動に加わりました。受験勉強のせいですっかり身体が鈍り、とにかく身体を動かしたくて、学内のトレーニングジムに足を運んだのが先輩との出会いのきっかけです。
ジムに通うようになって、筋トレに励んでいた先輩の姿が印象的で、自分から声をかけたところ、気さくにいろいろなことを話してくださり、先輩との交流はここから始まりました。
先輩は、2019年にAresを立ち上げたメンバーの一人であったため、私もサークルに加入し、学部2年の後期から、サークル代表を務めました。
先輩からはサークル活動のことだけではなく、大学での学修、英語のスキルアップなど、さまざまな影響を受けました。今でも心から感謝しています。先輩方からの思いを引き継ぎ、コロナ禍で予想外の困難もある中、Aresを切り盛りするのは相当プレッシャーがありましたが、それを乗り越え、今年の新潟レースに新体制で参加できたことにより、私も「達成感」を得ることができました。
スパルタンレースは力を合わせて乗り越えるレースです。小さい大学ならではの、先輩と後輩の縦のつながり、友人同士の横のつながりを生かすことができ、サークル活動を通じて仲間との交流を深めることができます。
私は今年度で豊田工大を卒業し、新たなステージでの自己実現にチャレンジする予定です。私が先輩から受け継いだこの「つながり」を、後輩たちによってさらに発展してもらえたらと思っています。
先輩との再会もレース参加の楽しみの一つ
キャンパス内にあり、久方寮からも近いため、気軽に利用できるのもトレーニングジムの良いところ