豊田工大Release
集中講義「トヨタ生産方式概論」を開講(9/13-15)
2023.09.15
トヨタ自動車 生産調査部から5名の講師を招き、ものの作り方や仕組みが、安全?品質?リードタイムや原価と密接に関連性を持つことを学ぶ、3日間の集中講義「トヨタ生産方式概論」が開講されました。(本学の特色ある授業?)
学部3年生を主な対象とした本授業では、1-2日目はトヨタ生産方式の基本的な考え方の講義を受け、3日目にはこれまで学んだことを受けて「徹底したムダの排除」を実現する演習を行います。
いずれも、講師から生産現場での実例に基づいたレクチャーやアドバイスを受ける貴重な機会となっています。
グループに分かれて行う演習では、それぞれが部品製造会社を立ち上げた想定で改善を繰り返し、いかに品質を維持し、収益性を高められるかを競います。
学生たちは話し合いと創意工夫を重ね、時折、講師からのアドバイスやヒントを得つつ、一人ひとりが真剣に改善策を考え、演習に取り組んでいました。
修了時には先輩であるTAから「TPS(トヨタ生産方式)の思考は、研究や学業に活かせるよ」とのアドバイスや、講師からも「日常にも活かして欲しい」とのコメントがありました。受講した学生からは、「3日間でTPSの考え方を学ぶ濃い授業だった」「1年次の学外実習での経験とつながった。」との感想を述べていました。