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豊田工大Release

令和4年度 日本磁気学会「出版賞」を受賞 ~電磁システム研究室 藤崎 敬介教授

2022.09.26

豊田工業大学 大学院工学研究科 藤崎 敬介教授電磁システム研究室)が令和4年度 日本磁気学会「出版賞」を受賞しました。

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受賞者

藤崎 敬介教授(電磁システム研究室)編著、八尾 惇氏(国立研究開発法人産業技術総合研究所)、赤城 文子氏(工学院大学)、 榎園 正人氏(学校法人文理学園 日本文理大学)、杉本 諭(東北大学大学院)、西内 武司氏(日立金属株式会社)、広沢 哲氏(国立研究開発法人 物質?材料研究機構)、曽根原 誠氏(国立大学法人 信州大学)、脇若 弘之氏(国立大学法人 信州大学)、Nicolas Denis(株式会社チャレナジー)、小田原 峻也氏(株式会社オ一タマ)、 松尾 哲司氏(京都大学大学院)、川添 良幸氏(東北大学未来科学技術共同研究センター(NlCHe)東北大学)、青木 哲也氏(株式会社デンソー)、大森 賢次(JABM日本ボンド磁性材料協会)著

受賞した書籍名


モータ駆動システムのための 磁性材料活用技術」コロナ社

高効率小型化の要求が益々高まる電気モータ駆動システムについて、磁性材料に関するモータ駆動システム技術の融合を幅広く解説。

受賞日

2022年9月7日

※日本磁気学会会報 まぐね17巻6号(12月1日発行)に受賞者紹介記事が掲載されます。

研究内容

電気エネルギーおよびそれを制御するパワーエレクトロニクス技術の利用拡大が予想されている。現在国内エネルギーの42%が電気エネルギーで消費されており、10年後にはその8割がパワーエレクトロニクス技術を介して利用されると予想されている。更に、現在その23%が輸送部門では、これまでの内燃機関駆動からモータ駆動システムでの移動革命が進展している。

モータ駆動システムでは、自動車および船、飛行機において、電気モータだけではなく、電圧、周波数を任意に制御できるパワーエレクトロニクス技術を介する必要がある。そこでは、機上置き利用であるために、更なる高効率小型化への要求が高い。そこで本研究室では、モータおよびパワーエレクトロニクス回路で利用されている磁性材料の開発および磁気特性向上の研究に取り組んでいる。

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研究材料の「ナノ結晶ロータ」と「ナノ結晶ステータ」