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情報通信研究室 兼子 駿 さんが電気?電子?情報関係学会東海支部連合大会で優秀論文発表賞を受賞

2022.02.10

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「令和三年度 電気?電子?情報関係学会 東海支部連合大会」において電気学会優秀論文発表賞を受賞

  • 受賞者 豊田工業大学 工学部 先端工学基礎学科 4年 兼子 駿 さん(情報通信研究室)
  • 発表タイトル 最小重みが大きい可逆かつ自己双対な準巡回符号の探索
  • 受賞日 2022年1月25日
  • 賞の概要

    令和三年度 電気?電子?情報関係学会 東海支部連合大会(2021年9月7日~8日、オンライン)[1]において、 35歳以下の若い研究者、技術者の中から優れた論文発表を行った者[2]に贈られる賞。

    [1] 東海支部連合大会HP https://www.tokai-rengo.jp/

    [2] 電気学会HP http://denki.iee.jp/pes/?page_id=196

研究内容

 この発表では、高性能な誤り訂正符号の探索実験について述べました。誤り訂正符号とは、デジタル通信の伝送路において情報を送るとき何らかの原因で情報の一部が変わってしまった場合、その誤った情報を訂正、または検出する技術です。この技術は、QRコードや5G通信などに応用されています。
 実験では、誤り訂正符号の一種である可逆(reversible)かつ自己双対(self-dual)な準巡回符号を複数台のPCを用いて探索しました。その結果、多くの誤りを訂正することができる高性能な符号を複数発見しました。

受賞者のコメント

 この度はこのような賞をいただくことができ、とてもうれしく思います。私にとって東海支部連合大会が初めての発表であったので不安もありましたが、この賞により自信につながりました。これも指導教員である松井先生や他の研究室のメンバーの協力のおかげだと思います。今後もこの経験を糧に大学院でも研究を頑張っていきたいと思います。

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優秀論文発表賞の賞状および副賞

*写真撮影は感染症予防対策を講じた上で実施