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豊田工大Release

NEDO「太陽光発電主力電源化推進技術開発」事業に本学の申請プロジェクトが採択

2020.08.04

本学は、国立研究開発法人新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO)の「太陽光発電主力電源化推進技術開発」事業に申請し、「移動体用太陽電池の研究開発(超高効率モジュール技術開発)」(研究代表者:大下祥雄教授)が採択されました。本事業では、従来の技術では太陽光発電が導入されていなかった新市場に導入可能とするためのモジュール?システム技術開発を行います。

■ 事業名 太陽光発電主力電源化推進技術開発
■ 研究開発項目(Ⅰ) 太陽光発電の新市場創造技術開発
■ 研究開発テーマ名 移動体用太陽電池の研究開発(超高効率モジュール技術開発)
■ 研究代表者 大下祥雄教授(スマートエネルギー技術研究センター長?半導体研究室)
■ 研究期間 2020?2022年度(最長2024年度までの5年間)
■ 研究体制 豊田工業大学を中核として明治大学、名古屋大学に一部を再委託し、企業との連携のもと研究開発に取り組む

?研究プロジェクトのポイント?

車などの輸送分野で排出されるCO2の量は膨大であり、今後の脱炭素社会を実現するためにも、輸送分野における化石エネルギーから再生可能エネルギーへの切り替えが急務です。このような状況下において、太陽電池モジュールを搭載したハイブリッドあるいは電気自動車の開発が精力的に進められています。

本プロジェクトにおいては、移動体に搭載可能な変換効率35%以上の多接合曲面モジュールを200円/Wで製造するための技術開発を進めます。多くの企業や大学、産業技術総合研究所が参加する本プロジェクトにおいて、本学としてこれまでに研究開発を進めてきた超高効率が得られる化合物半導体を用いた太陽電池と、低コストな結晶シリコン太陽電池を組み合わせた超効率?低コスト太陽電池モジュールの開発を進めていきます。

具体的には、名古屋大学および明治大学と協力し、ヘテロ接合や長波長発電特性を向上するための材料やデバイス構造を利用した薄型結晶シリコン太陽電池をボトムセルとし、その上に高効率の化合物半導体太陽電池を積層したタンデム型太陽電池モジュールにより上記目標の達成を目指します。